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・日本地下水開発(株)の無散水消雪工事事例
◎地中熱採熱孔の掘削
歩道と車道の境界部に採熱孔を設置します。舗装のカット位置を確認します。
採熱孔を管理するためピットが設置されます。
設置位置に予め掘削しておきます。
採熱孔はピット内に掘削されます。
地中熱採熱孔の掘削はソニックドリル
SD150で行いました。
採熱孔はロッドの先端に掘削ビットを装着し掘っていきます。
掘削はロッドを継ぎ足して予定深度まで掘り進みます。
使用されるロッドの検測状況です。
採熱孔の掘削状況です。
このマシンはロッドの上端にあるドリルヘッドで特殊振動を発生させ高速に掘削出来ます。
(地質によっては100mを1日で)
掘り進む毎にロッドを継ぎ足していきます。
採熱孔の掘削が終了し掘削深度の確認を行います。
◎熱交換器の設置
掘削が終わるとロッド内に地中熱との熱交換を行うWUチューブを挿入します。
チューブの先端に錘を取り付けて挿入します。
WUチューブは25A高密度ポリエチレンパイプを用います。
チューブを掘削ロッド内に挿入していきます。
2本一組でリールに巻いたWUチューブを両側から同時に順次送り込みます。
WUチューブが孔底まで入ると、ロッドを抜管します。
地盤とチューブの間を充填材(珪砂)で満たします。
地中熱交換器の接続を確認するため水圧テストを行います。
一定圧力を負荷し、時間経過後圧力を読み取り漏水のない事を確認します。
ここが採熱ピットとなります。
採熱ピット箇所にコンクリート桝を設置します。
ピット内で採熱孔内に埋設したWUチューブを送水・集水パイプ1本にまとめ本管に接続します。
ここからヒートポンプへ行き、還ってきます。
この状態でWUチューブ方式の採熱ピットが完成となります。
採熱が二重管(同軸)方式の場合の採熱ピット内の状況です。
送水・集水パイプをそれぞれ1本で取り出し本管に接続します。
◎地中熱サーマルレスポンス試験(TRT)
計画された地中熱採熱が実際に確保出来るかWUチューブ型地中熱交換器を用いてサーマルレスポンス試験(TRT)を実施します。
この試験は実際に施工されるものと同一の熱交換パイプと充填材を用いて実際の採熱量を測定します。
地中に埋設した熱交換器に一定の熱量を与えながら循環液の温度変化を計測します。
この試験で得られた循環液の温度変化・循環流量・加熱に要した電力等から解析を行います。
右側の筐体には、循環液のストレージタンク・循環ポンプ・電気ヒーター等が配置されており、これに地中熱交換器が接続されます。
◎配管・放熱管の敷設
採熱孔に埋設された熱交換器とヒートポンプおよびヒートポンプと放熱管を配管により接続します。
送水本管と集水本管の組合せが1セットで配管されます。
ヒートポンプからの配管が放熱管へ立ち上がる部分です。
放熱管への送りと融雪後の返りがそれぞれ本管に接続されます。
歩道の舗装体に放熱管を敷設します。
埋設深さ、ピッチは設計値に合わせ施工します。
放熱管が多数敷設される場合にはヒートポンプからの配管に送水ヘッダーが接続され、ここから放熱管へと接続されます。
放熱管からの返りは集水ヘッダーに接続され、ヒートポンプへ戻ります。
放熱管ヘッダーピットの状況です。
8セット分のヘッダーです。
地中熱交換器や放熱管からの配管がヒートポンプへ接続されます。
ヒートポンプの内部状況です。
ヒートポンプの外観です。
操作盤も内蔵されています。
地中熱利用ヒートポンプシステムが稼働している歩道の積雪時の融雪状況です。
放熱管の入っている箇所と入っていない箇所との差が明瞭です。

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