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・H18.4総会特別講演会 地下の恒温性を利用した地中熱利用
水田義明
崇城大学工学部 教授、NPO法人地中熱利用促進協会 顧問
1. はじめに
鉱物資源や化石エネルギー資源は、消費速度に比べると再生速度はゼロであるのに対して、食糧資源は再生速度と消費速度とが同じである。ただし、再生速度を加速するために、鉱物やエネルギー資源の投入量が毎年増加している。たとえば世界における人口増加率は、1940年以前は0.54%/年であったが、1940年以降は1.90%/年と急上昇している。これは、その頃から人間が石油をふんだんに使うようになったからであり、栄養摂取量の増加とともに人間の寿命も伸びた。さらにいえば、生産に費やされるエネルギー量が横ばいになっているのに対して、民生や運輸に費やされるエネルギーが増大して、人間の生活が贅沢になった。一方、先進国における公共投資は1995年からの15年間に半減するのに対して、環境ビジネスは倍増する見通しである(図1参照)。
このような状況の中で、今後は環境に配慮した社会基盤設計の必要性がさらにエスカレートすると思われるが、日本はそれに向けて頑張っており、環境持続性指数も高く、人口密度の高い国としてはトップランクに位置している。また、大学における3R技術開発研究も数多く行われていて、旧土木系の研究者がその中心的役割を果たしている。
そこで、現在行われている身近なエコデザインを紹介するとともに、講演者の自宅のエコデザイン:地下の恒温性を利用した地中熱利用について述べる。
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